
マイカーを車検に出すためにショップへ。
そこで代車として渡されたのがこの車。
ボルボ850エステート T-5R
クリームイエローのボディカラーが目を引き、運転心をそそられます。
早速ステアリングを握り、ドライブを楽しむことに。
後で調べてわかった事ですがこのT-5Rと言う車種、世界限定5000台で当時600万円もした高級車。
レースで有名なイギリスのTWR(トム・ウォーキンショー・レーシング)が足回りの開発を担当。
ボルボの中でもスポーティーな仕上げになっています。
約17年前(※ブログ作成当時2013年)のものなので、内装は確かに古さは感じますが、シートは革張りでヒーター付。
木目調パネルにひび割れもなく美しさを保っていました。
ただし22万キロ走っているボディからくるドライブフィールは、パワーステアリングにギクシャク感があり、足回りもへたっているらしくガタガタとショックを吸収できない様子。
でもエンジンはまだ元気そうで、2300ccのターボチャージャーから発揮される240馬力のパワーは、僕の2000ccの320iとは違い、日常では十分にパワフルで余裕の加速をしてくれます。

楽しいのはこのスタイリング。
古さを感じさせないスクエアでシンプルなデザインは、見ていて飽きません。
たぶん所有していても、飽きずに乗り続けることが出来るだろうなと想像出来ます。
これ本気で欲しいなと思い、思わずネットで真剣に検索してみましたよ。
車が楽しいのは、目でスタイリングを楽しみ、乗ってその国を感じ(ヨーロッパであれアメリカであれ)、そして何より違う場所に手軽に移動出来て、さらにその途中を楽しむことが出来ること。
もちろん一つの道具ではあるけれど、それだけではない味わいがいわゆるガイシャ(外車)にはあると思います。
シートに座るだけで、何かワクワクして単純に運転をしたくなる。
大げさですが、その車を所有するための哲学が大なり小なりある。
だから少々やかましくてもボロくても、にやけさせてくれる何かを持っているのがガイシャなのかなと思うのです。
中古車ならボルボのステーションワゴンが数十万から買えるのですから、十分に楽しめますよ!
やっぱり車は楽しい!!